BGM: オペラ座の怪人

プログラム紹介

1.海猿「The Last Message」
海上保安庁の全面バックアップにより実現した、緊迫感あふれる感動のヒューマンエンターテイメント。
2004年に海猿「Umizaru」、2006年に海猿「The Limit of Love」、2010年に海猿「The Last Message」と、シリーズで映画化された伊藤英明 ,加藤あい主演の映画。わずか1%の人間しか到達し得ない人命救助のエキスパートの<潜水士>が、海難救助の最も死に近い現場で、困難を乗り越えていく中で、人間として一番大切な<信頼・友情・愛> を育てていく姿を描いています。
出演者たちの1か月にも及ぶ過酷な水中訓練を経て撮影されました。原作は[週刊ヤングサンデー」に連載され大好評を博た佐藤秀峰さん の人気コミックです。以前 海猿はテレビドラマ化もされ、さらにファンの層が広がりました。
音楽は佐藤直紀。今回は大ヒット上映中の、海猿「The Last Message 」よりお送りいたします。  
2.タイタニック メドレー
1912年4月5日午前2時20分2223人の乗客を乗せた世界最大の船「タイタニック」は、N.Y.を目指す途中北大西洋沖で氷山に接触、1517名の命と共に3600mの深い海底へ沈みました。これは20世紀最大の海難事故でした。そしてタイタニックは数多くの人達の人生を包み込んだまま、今も静かに海底に眠っています。そして90年後にはこの世から姿を消してしまうと言われていますが、そのときの人間ドラマ、せつない愛の物語は永久に人々の心に残っています。映画「タイタニック」はアカデミー賞を受賞し、素晴らしい感動をまた次の世代に伝えてくれました。
今日は「Never An absolution」「遠い日の記憶」「サウサンプトン」「My Heart Will Go On」の4曲をメドレーで演奏いたします。
3.サンダーバード

Barry Gray作曲
皆さんは人形劇のサンダーバードをご存知ですか?
1960年代に放映された、本国イギリスや日本でも根強い人気を誇っているTVシリーズです。独特の口の動きが印象的だった不滅のヒーロー達は、時を超えていまだに人気があります。世界的に大ヒットしたSF人形劇「サンダーバード」は、2004年に実写版もDVD化された事もあり、幅広い年齢層に人気があります。テーマ曲はCMやバックミュージックなどによく使われて大人も子供も大好き!きっとどこかで聞かれた方も多いと思います。日本初放映は何と1966年で、その後何年もの間に、国際情勢は大きく変化しましたが、世界の危機を未然に防ぐため、スーパー・ハイテク・メカ 「サンダーバード」を操るトレーシー兄弟の活躍は、昔も今も人類が求め続けている平和を願う世界的ヒーローなのではないでしょうか。いよいよ、サンダーバード出発のカウントダウンが近づいて来ました!さあ、秘密基地のトレーシーアイランドへご一緒しましょう

4.Summer

久石 譲 作曲
北野 武監督の映画「菊次郎の夏」のテーマ曲。この映画は海外でも多くの人気を集めている作品です。曲は 宮崎アニメの映画音楽をプロデュースする久石 譲の作曲で、”2001 トヨタカローラ ランクス”のCMでもお茶の間に流れ話題を集めました。しみじみと小さい子供の頃の夏休みを思い出すような、シンプルで優しいメロディーラインが私たちの心を和ませてくれると同時に,明日への希望や力を与えてくれる作品です。夏休みの間、一人ぼっちで過ごさなくてはならない寂しい少年と、それをかわいそうに思った菊次郎が、夏休みを一緒に過ごすうちに、心をかよい合わせていくという静かなストーリーでありながら、見た後に何か深く心に刻み込まれる物がある、そんなすてきな映画です。そしていつのまにか、このメロディーが忘れられなくなっている、それほど魅力的な曲なのです

5.龍馬伝

佐藤直紀 作曲
2010年のNHK大河ドラマ[龍馬伝」のオープニングのテーマ曲。福山雅冶主演の壮大な歴史ドラマ。
「幕末史の奇跡」と呼ばれた風雲児・坂本龍馬33年の生涯を、幕末屈指の経済人・岩崎弥太郎の視線から描くオリジナル作品。
土佐から江戸、そして世界へ、龍馬の行くところ、時代が怒濤のように動き始めますが、いつも自分の先を歩く同郷の天才龍馬への憧れ、妬みは、師・吉田東洋暗殺を機に憎しみへと変わり、若き弥太郎を苛みます。しかし長崎で再会した二人は衝突を繰り返す中で急接近します。「世界の海援隊を作る」という龍馬の志は、龍馬暗殺の後、岩崎弥太郎にしっかり引き継がれて行きます。 そして、龍馬の妻 お龍や志士達のパトロン・大浦慶など、変革の時代を力強く生き抜いた女性たち、一攫千金を夢見て黄金の国ジパングに乗り込んだ英国商人グラバーなど、魅力溢れる登場人物が、新しい龍馬の伝説を彩ります。
名もなき若者が、世界を動かす「龍」へ成長していく姿は人々に感動を与え、自分に終着点を設けず最後まで夢を追い続けた龍馬の生き方に、心が熱くなる
思いをされた方々も多いのではないでしょうか。

6.Time to Say Goodbye



サラ・ブライトマンと、アンドレア・ボチェッリが切々と歌い上げる, 美しく、また力強い情熱的な愛のデュエット。色々なコマーシャルにも使われていましたので旋律を覚えていらっしゃる方も多いかもしれません。日本では2009年に映画化された、織田祐二主演のフジテレビ開局50周年記念作品『アマルフィ 女神の報酬』の主題歌にも使われました。題名のアマルフィーは映画のロケが行われたイタリアの町の名前で、アマルフィ以外にも沢山の美しい観光地が使われ、その情景とサラ・ブライトマンの音楽がすばらしく溶け合い、人々の心をさらに熱く感動させました。
Goodbye という言葉から考えると別れの歌のようですが、これは思い切って過去に別れを告げて,2人で希望に燃えた新しい人生に旅立とうという 愛の門出の歌なのです。とても歌詞が美しいので、一部分を紹介しておきます。
 
いままでに 見たことも
訪れたことも無い場所を
私は これから
あなたのともに 航海していく
船に乗って 海を越えて
もう どこにも なくなってしまった海をこえて
Time to Say Goodbye
 
二人で
あなたとともに、
旅立とう
船に乗って 海を越えて
もう どこにもなくなってしまった海を
あなたと二人で 蘇らせよう
あなたと 行こう
あなたと 旅立とう

7.連作交響詩「わが祖国」よりモルダウ

連作交響詩『わが祖国』 は、チェコの国民的作曲家ベドルジハ・スメタナの代表的な作品で、1874年から1879年にかけて作曲された6つの交響詩から成ります。 交響詩とは、文学や人々の思いを管弦楽により表現する音楽のスタイルです。『わが祖国』は、全6曲からなり、「モルダウ」はその第2番目の曲です。
この曲に着手した年に50歳になったスメタナは、以前から耳の病が悪化し、第2曲目のモルダウを作曲した時には、全く耳が聞こえなくなっていました。この障害を乗り越えて5年かけて、連作交響詩の6曲は完成たのです。
 
1:高い城
2:モルダウ
3:シャルカ
4:ボヘミアの牧場と森から
5:ターボル
6:ブラニーク
 
全6作の初演は、1882年11月5日、プラハ国民劇場横のジョフィーン島にある会場で行われました。『わが祖国』は、毎年行なわれるチェコを代表する国際音楽祭「プラハの春」のオープニング曲として、演奏されることが恒例になっています。
モルダウ(ヴルタヴァ)川は、ボヘミアを南から北に流れ、エルベ川に合流するチェコの重要な河川の一つです。
約12分間にわたって演奏される交響詩「モルダウ」では、モルダウ川の源流からプラハ市内へと続く、上流から下流への川の情景が、非常に鮮明に描写されています。
 
 ☆まずチェコの山奥深いモルダウ川の水源から、雪が溶けて水が集まっていく様子から描かれています。流れる水は岩に当たり快い音を立てながら、次第にその幅を増していきます。両岸からは、勇ましい狩人の角笛や、農民達の楽しげな結婚式の舞曲などが聞こえてきます。そして夜になると、静寂の中、青白い月の光に照らされながら、水の妖精たちが幻想的に舞い踊ります。ある時は急流にさしかかり、波はしぶきを上げて、勇ましく飛び散ります。
次第に川の流れは広く穏やかになり、プラハ市内に入って行きます。勇壮な古城ヴィシェフラドを讃えるかの様に、堂々とした華やかな演奏が続き、川は悠々とプラハ市内を抜けて、さらに流れ続けていく…☆
このような情景を思い浮かべながら、どうぞお聴き下さい。


E.T.のテーマ

ジョン・ウィリアムス作曲

1982年に公開されたアメリカ映画 「E.T.」のテーマ曲
少年と宇宙人心温まる交流を描いた、スティーブン・スピルバーグ監督の代表作。
地球探査に訪れた、UFOは、人間に発見される事を恐れ、仲間を一人置き去りにしてしまいます。
その、E.T.と名乗る宇宙人の彼と偶然出会った少年エリオットは、兄弟と共に、彼を星に返すために努力します。
最後は異星人を捕まえようとするNASAの追手が彼らに迫って来るという、ドキドキワクワクしながらも、子供たちの友情に心温まるストーリー。
スピルバーグ監督は、宇宙人を敵対者や侵略者ではなく、人間と同等、またはそれ以上に知的で、しかもやさしく思いやりのある存在として描いています。
「未知との遭遇」で宇宙人との接近を描いたスピルバーグですが、「E.T.」では、より深く人間世界に入り込んだ宇宙人が、ついには魂の交流を成し遂げるという感動物語になっています。
E.T.が.自転車に乗って夜空を飛び回るシーン、少年と指と指でコンタクトを取り合う感動的な場面、映画の最後に子供達に助けられて、別れを惜しみながら宇宙へ飛び去って行くシーン等は忘れられません。
みなさんも遠い宇宙のどこかの星に、宇宙人のお友達がいて交信出来たらと思うと、何だか夢が広がりますね。
そんな気持ちで、懐かしいE.T.をお聞きください。


9.Show Me Your Fire Truck

ハンス・ジンマー作曲
1991年公開の映画「Back Draft」 の中のテーマ曲。
兄弟愛に、放火事件のサスペンスを絡めたR・ハワード監督の大作。
この映画は、まだ幼いスティーブンとブライアンの兄弟が、火事現場で消防士の父が友人をかばい、殉職する姿を目のあたりにし、そこに立ちつくすというシーンから始まります。その後、兄のスティーブンは、今や亡き父と同様消防士になって活躍している所に、弟のブライアンが新米として入って来ます。徹底的に反目する二人。やがてブライアンは、消防士として兄に勝てないことを悟り、放火犯罪調査官の助手に転身します。そこで、ブライアンが手掛けた連続殺人事件に、意外な犯人像が浮かび上がります。それは“バックドラフト”と呼ばれる逆気流現象を伴うものでした……。K・ラッセルが、勇気ある消防士を熱演。ILMによる特撮で、炎が生き物のように動く火災シーンは、かつてない迫力で描かれています。

この曲は以前、料理バトルで超一流料理人が毎回登場する、人気のテレビ番組「料理の鉄人」のテーマとしても使われていました。

 
10.スターウォーズ

ジョン・ウィリアムス作曲
ジョージ・ルーカスによって1977年に、「スター・ウォーズ」第1作が書かれてから、この壮大なドラマが始まりました。
日本での公開は1978年でした。
しかし最初の3部作の「エピソード4・5・6」が続いて映画化された後、20年近くスター・ウォーズは映画化されませんでした。
その後、1999年に突然「エピソード4」以前のストーリーである「エピソード1」が映画化されてから、続いて「エピソード2」「エピソード3」が公開され、その壮大なストーリーが完結し、その度に大きな話題を呼びました。 
コンピュータグラフィックの進歩により、古い映画もリメイクもされ、ずいぶんリアルでスリリングな映像が楽しめるようになりましたが、映画の中で使われているテーマ曲は,初回から大きく変わることなく、沢山の人に親しまれているスタンダードナンバーとして、定着しています。今回は懐かしいスター・ウォーズ「エピソード1」より、数曲をメドレーでお楽しみいただきます。
さあ!いよいよ出発の時間が近づいてきました。
思い切って御一緒に宇宙へ飛び出してみませんか?

11.

イタリア映画「道」は、1954年の作品で、孤独な旅芸人の悲しい生き様を描いた、フェリーニ監督の代表作。
その年のヴェネチア映画祭ではサンマルコ銀獅子賞に輝きました。また1956年には、アカデミー最優秀外国映画賞と、ニューヨーク映画批評家協会最優秀外国映画賞などを受賞した話題作です。
音楽はニーノ・ロータが担当し、物悲しくも、のびやかなメインテーマが印象的です。
粗野な大道芸人のザンバノが、ジェルソミーナという
少し頭の弱い娘を雇って、旅から旅への生活を送り始めますが、ジェルソミーナはかなりひどい扱いを受けていました。そんな時綱わたりの青年から心の慰めを得ます。しかし、その青年をザンバノが、ふとしたはずみに殺してしまいます。そのショックでジェルソミーナは泣き続け、仕事もできなくなり、そのために置き去りにされてしまいます。数年後ザンバノは、海辺の町でジェルソミーナがいつも口ずさんでいたバイオリンのメロディーを聴き、そこで彼女が病死したことを知り、初めて心から悲しみにくれ、孤独の想いに夜の浜辺で泣き続けるのでした。
この曲は2009年~2010年に高橋大輔選手がフィギュアスケートのフリープログラムで使用した事で、多くの人達がその哀愁をおびたメロディーの美しさと、優雅なスケーティングに魅了されました。この曲を聞いて、初めて映画「道」をご覧になった方も多かったのではないでしょうか。


12.オペラ座の怪人

アンドリュー・ロイド=ウェーバー製作・脚本・作曲による、有名なミュージカル。日本でも現在、劇団「四季」で上演されています。初演は1986年10月9日、今も上演され続けているロンドン・ウエストエンドのハー・マジェスティー劇場。その後、1988年にはN.Y.ブロードウェイと東京でも開幕となり、そのままロングランを続けているヒット作です。いわゆる「ロンドン・ミュージカル」として現在まで8000万人の人が劇場に足を運んだといわれています。
 
このミュージカルは、オペラ座の華麗な舞台に次々と起きて行く恐ろしいサスペンスと、そして怪人ファントムの悲しくも美しいラブストーリーが名曲と共に展開されて行き、いつの間にか自分もオペラ座の世界に入り込んでいます。
オペラ座の怪人と呼ばれている ファントムは、天使のように美しいダンサーのクリスティーヌに恋をします。音楽の天才でもあるファントムは彼女に音楽の天使と偽って姿を隠したまま歌の指導をし、クリスチィーヌの才能を開花させ、スターの座に付かせます。しかしクリスティーヌの恋人で、お金持ちであり、容姿端麗なラウルが現れてからは、ファントムのクリスティーヌに対する激しい愛の形が、純愛でありながら、ますますゆがんだ愛に変って行き、殺人まで犯し、さらに彼女自身も苦しめます。沢山の才能を持ちながら、自分の姿が醜いために、誰からも愛されたことのないファントムは、自分の愛をどういう風に相手に伝えたらよいのか、わからななかったのです。そのファントムの純粋すぎる愛の切なさ、かなわぬ愛のむなしさが、観客の心に辛いほどに伝わってきて、思わず涙してしまいます。そしてまたそれを見事に包みこむ、場面ごとの美しい歌の数々に、劇場全体がうっとりと酔いしれてしまうのです。
今回は「Overture」「Angel of Music」「The Music of the Night」「All I Ask of You」の4曲をメドレーにして演奏致します。



13.花のワルツ

チャイコフスキー作曲
バレエ組曲「くるみ割り人形」作品71a
チャイコフスキー作曲の3大バレエ組曲といえば白鳥の湖」「眠れる森の美女」そしてこの「くるみ割り人形」があげられます。
この曲はドイツ・ロマン派の作家ホフマンの幻想的童話が元になっています。本来のバレエ音楽の中から演奏会用にチャイコフスキー自身が8曲を選び、演奏会用組曲として1892年にペテルグルグで初演され、大成功を収めました。
バレエよりも先に演奏会が行われることはとても珍しいことでしたが、その曲の素晴らしさは感動を呼び、アンコールを求められるほどでした。今日ではクリスマスになると世界中で「くるみ割り人形」のバレエ公演が行われています。演奏会用の8曲のプログラムの中で、最後のフィナーレを飾るのが、この「花のワルツ」です。

この曲はディズニー映画「ファンタジア」のなかでも使われていて、華やかで美しく、聞く人の心もやさしく包み込みます。

(アンコール曲)

14.ホール・ニュー・ワールド

アラン・メンケン作曲。
「千夜一夜物語」のエピソードをもとに製作された1992年公開のディズニー・アニメの「アラジン」の主題歌です。
アグラバー王国の姫ジャスミンに恋をしたアラジンが、彼女を魔法のじゅうたんにのせ、世界中を飛び回るシーンで歌い、
ロマンチックな雰囲気を演出しています。今こそ世界が一つになり、本当に平和な世の中が来るよう心から祈りながら
 'A Whole New World' を演奏致しました。

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