BGM:主よ人の望みの喜びよ

Suntory 2013 

エレクトーン de  クリスマス



Ensemble Flora Christmas Concert
サントリーホール ブルーローズ(小ホール)
12月15日(日)

開演 午後1時30分 (開場 午後1時)

入場料:¥3500(全席自由) 六本木一丁目・溜池山王駅 下車


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                                     プログラム紹介

1.主よ人の望みの喜びよ
ヨハン・セバスティアン・バッハの作曲のカンタータ第147番「心と口と行動と生活」の中の美しい合唱曲。
1723年に、主の母マリア訪問の祝日の礼拝に用いられた、教会カンタータです。
全10曲からなり、『主よ、人の望みの喜びよ』の名で広く親しまれているコラールが、
第6曲と第10曲に登場するため人気があります。
バッハは鍵盤楽器の名手で、音楽的経歴の大部分を教会音楽家として送りました。
中でも教会カンタータはバッハの作品の中でも非常に重要な位置を占めています。
カンタータとは一般的には、オーケストラ伴奏つきの声楽曲の事で、
宗教的な題材を扱ったカンタータを教会カンタータと呼び、特に物語性の強いものはオラトリオと呼ばれます。

2.クリスマスソング メドレー I
フローラのメンバーの一人が数年前に、イギリスのとある街でクリスマスを迎えました。そこの大聖堂でのクリスマス礼拝は神聖な雰囲気と共に荘厳なパイプオルガンと清らかな聖歌隊の調べに身も心も包みこまれ、大変感動的なものでした。そのときの清らかな感動を、もう一度フローラの演奏で再現できたら…との思いをこめて、4曲メドレーで演奏いたします。どうぞ大聖堂の荘厳なクリスマスキャロルの雰囲気にひたってみてください…。

O ! Holy Night
(オー!ホーリーナイト)
A Maiden Most Gentle
(やさしい乙女:マリア様 をたたえた曲)
In Dulchi Jubilo
(甘い喜び: キリスト誕生を祝う曲)
Adeste Fideles
(信者の集い:神の御子という題名でも有名


3.そりすべり
作曲者のルロイ・アンダーソンは、「ワルツィング・キャット」や「シンコペイテッド・クロック」など親しみやすいメロディーの小品をたくさん作曲しています。特にパーカッションの使い方が面白い作品が多いので、器楽合奏などにもよく使われています。 1948年に書かれたこの「そりすべり」も軽快なリズムに乗り、思わず口ずさんでみたくなるような明るい楽しい曲で、クリスマスの定番としておなじみですね。 勢いよくかけて行く馬のそりのベルや、ムチの音、そしてトランペットでの馬のいななきなど、ユーモアたっぷりの効果音がたくさん入っていますので、生き生きとした音の情景描写をお楽しみください。


4.アヴェマリア(カッチーニ)
G..カッチーニ(Giulio Caccini)
アヴェマリアの曲は様々の作曲家が趣向を凝らして作っていますが、中でもシューベルト、グノー、カッチーニの作品が「三大アヴェマリア」と称され、親しまれています。

カッチーニはフィレンツェのメディチ家の宮廷に従事し、テノール歌手として働きながら、作曲活動を続けていたといわれます。この曲の歌詞は、「アヴェマリア」のみです。それゆえにいっそうこの美しいメロディーが浮き立って聞こえてくるのでしょう。聴くたびに気持が癒され、心の中まで清らかに透明になっていくような気がします。

5.花は咲く
東日本大震災復興支援ソングとして、東北出身の作詞家、作曲家によって、作詞作曲された曲です。
NHK紅白歌合戦でも、色々なミュージシャンにより演奏され、最近ではウィーン少年合唱団の日本公演でも、使われました。
やさしく美しく心に染み入るこのメロディーは、皆で歌うたびに、人の絆を大切に思い、気持ちが温かくなる歌だと思います。
ピアノとエレクトーンで、気持ちを込めて演奏します。

6.赤鼻のトナカイ
クリスマスシーズンになると、楽しく口ずさみたくなる名曲ですが、この曲の誕生の影には、ある家族の物語がありました。1949年にジョニー・マークスよって書き下ろされた楽曲ですが、実は義理の兄ロバート・メイが娘に語り聞かせたストーリーが原点になっています。

☆1930年代のシカゴは、世界恐慌の嵐が吹き荒れていました。そんな中、ロバートは、病に冒された妻と、幼い娘を抱えて苦しい生活を送っていました。12月のある日、寝たきりの母について、娘が「どうして私のママはみんなとちがうの?」と訪ねました。ロバートは、人と違うことは素敵なことだと説明しようと、必死に想像力をはたらかせ、赤い鼻を持っている不思議なトナカイのお話しを思いつき、娘に語って聞かせました。

『赤鼻のトナカイ・ルドルフは、自分がみんなと違う赤い鼻なので、いつも恥ずかしく思っていました。あるクリスマスの夜、霧が深くて何も見えずサンタクロースが困っている時、ルドルフのピカピカ光る鼻が役に立ち、トナカイのそりの先頭を走り、それからは、世界中でクリスマスの人気者になりました。』
というストーリーは、子供達に夢と希望を与えました。そしてこのお話は、1939年に絵本として出版され、それが600万を超えるベストセラーとなりました。さらに、義理の弟のジョニー・マークスが、1948年にこのストーリーをもとに作詞作曲をし、翌年ジーン・オードリーの歌でレコーディングされました。ジーンのレコードは200万枚を売り上げ、ビルボードチャートで1位を記録しました。その後も時代を超え、ロングセラーとして「サンタが街にやってくる」「ジングルベル」と並ぶ、3大クリスマスソングとなりました。これは、明るいクリスマスソングに秘められた、心の温まる実話です。☆
 今日の演奏は、その人気者のルドルフが、クリスマスに突然ディズニーランドにやって来たので、それはもう、びっくり箱をひっくり返したような大騒ぎ!そんな楽しいアレンジをお楽しみ下さい。


7.クリスマスソング
天才ジャズシンガーで作曲家、そしてドラマーでもあった、メル・トーメと、ピアニストのロバート・ウェルズのコンビが1946年に作った曲。しかしこのクリスマスソングは、何と夏の暑い日に、涼を取るために、寒い冬の曲を作ったというから驚きです。当時メル・トーメは19歳、ロバート・ウェルズは22歳といいますから、その天才ぶりがうかがえます。この曲はその年に、初めてナット・キング・コールが歌い、大ヒットとなり、クリスマスの定番となりました。この他にも、ルイ・アームストロング、ビング・クロスビー、サミー・ディヴィス・ジュニア、アンディー・ウィリアムスなど、多くのミュージシャンが歌っています。
そして素晴らしい挿絵をつけて、児童向け絵本も出版されました。

☆The Christmas Song : Chestnut Roasting on an Open Fire ☆
       Mel Torme (Author), Robert Wells (Author), Doris Barrette (Illustrator)


この様に、クリスマスソングは世界中の多くの大人からも子供からも愛された、素晴らしい曲です。
今日はピアノとエレクトーンのアレンジでお楽しみ下さい。


8.クリスマスソング メドレー U
クリスマスの絵本を開くと、だれもが心に浮かぶメロディー、幼いころのクリスマスの楽しい思い出がよみがえって来る…。そんな曲を楽しいメドレーにしてみました。まず1曲目は、教会の鐘の音と荘厳なオルガンの響きで始まります。そして色々な楽器が入れ替わり登場し、曲ごとに雰囲気がどんどん変わって行きます。クリスマスプレゼントの箱を、次々と開けて行くような、ワクワクした楽しいアレンジにしました。
☆ひいらぎかざろう〜ジングルベル〜牧人ひつじを〜サンタが街にやってくる ☆ 以上4曲のメドレーです。


 

9.東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ
(エレクトリック・ファンファーレ〜バロック・フォーダウン・ハイホー・美女と野獣・白鳥の湖・小さな世界)

1995年惜しまれつつ終了した「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード」が、グレードアップ。
「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」として、復活しました。
テーマが移り変わるごとに、懐かしい名曲が次々と登場します。
ディズニーランドが久しぶりの方も多いかもしれませんが、パレードを見ているようなワクワク感をお楽しみ下さい。
きっと幸せな気分に包まれるはず…。


10.Mickey Mouse March

今年はディズニーランド創立30周年記念のイベントで、大いに盛り上がった年でしたね。ディズニーランドもディズニーシーも、その世界に足を踏み入れたとたんに、ワクワクドキドキしてくるのは、大人も子供も同じです。そしてまず聞こえて来るのは、みなさんおなじみのミッキーマウスマーチですね。今回は懐かしいユーロービートバージョンにアレンジしてあります。これは思わずみんなで踊りたくなってしまうような、楽しいパラパラのリズムです。ミッキーやミニー達が、かわいく踊る姿を心に描きながらお聞き下さい.。小さいお友達!どうぞお楽しみに!


11.ハイホー
世界で最初の長編アニメ映画「白雪姫」はディズニー映画の代表傑作ともいわれています。原作はグリム童話でもおなじみの物語。白雪姫の美しさに嫉妬した女王の魔の手を逃れて、森へ迷いこんだ白雪姫は、7人の小人たちに助けられます。「ハイ・ホー」はその小人達が仕事から家に帰ってくるときに歌っている元気あふれるとても可愛い曲です。1938年アカデミー賞特別賞を受賞しています。どんなときにも子供達に夢を運んでくれるような、心が温まる名曲です。美しい白雪姫と個性あふれるキャラクターの7人の小人のお話が、目に浮かんで来るようです

12.ホールニューワールド
アラン・メンケン作曲。「千夜一夜物語」のエピソードをもとに製作された1992年公開のディズニー・アニメの「アラジン」の主題歌です。アグラバー王国の姫ジャスミンに恋をしたアラジンが、彼女を魔法のじゅうたんにのせ、世界中を飛び回るシーンで歌い、ロマンチックな雰囲気をい演出しています。今こそ世界が一つになり、本当に平和な世の中が来るよう心から祈りながら 'A Whole New World' を演奏したいと思います。

13.「リトル・マーメイド」 メドレー
(アンダー・ザ・シー〜キス・ザ・ガール〜パート・オブ・ユア・ワールド)

リトルマーメイドは、ディズニーシーの人気アトラクションとしても良く知られていますが、アンデルセンの[人魚姫」を題材に、ディズニーが1989年に映画化したお話です。
第69回アカデミー賞では、オリジナル作品賞、オリジナル主題歌賞をとりました。
「リトル・マーメイド」からのメドレーで、カニのセバスチャンが、陽気なスチールドラムに続いて歌う、「アンダー・ザ・シー」と「キス・ザ・ガール」、そして人魚姫アリエルが、地上の生活や人間への憧れを歌う「パート・オブ・ユア・ワールド」を、お楽しみください。


14.「ウィリアムテル序曲」 〜ローン・レンジャー〜

映画『ローン・レンジャー』の劇中で流れるテーマが、有名な「ウィリアムテル序曲」
この映画は、ジョニーディップが『パイレーツ・オブ・カリビアン』の制作者&監督とタッグを組んだ最新作で、復讐に燃える悪霊ハンターのトント(デップ)と、聖なる力によって瀕死の重傷から甦り”ローン・レンジャーとなった男 ジョン(アーミー・ハマー)が、巨悪に立ち向かう、アクション大作。ロッシーニの「ウィリアム・テル序曲」は、1949年にアメリカでスタートし、日本でも人気を集めたドラマ版「ローン・レンジャー」のテーマ曲に使われ、ファンの中には、ローン・レンジャーと言えばこの曲と言う人も多い事でしょう
最新作の映画では、ハンス・ジマーがこの楽曲を壮大なスケールにアレンジし、映画のクライマックスに繰り広げられる、約11分にわたる列車アクションシーンを盛り上げています。



15.「眠れる森の美女」より ワルツ
「眠れる森の美女」は「くるみ割り人形」「白鳥の湖」と並んで、チャイコフスキーの3大バレエ音楽の一つです。1959年にディズニーが美しいアニメーションとして映画化し、幅広い年齢層に親しまれるようになりました。映画の中では、「いつか夢で」という題名で、登場しています。お話しのエンディング近くで、王子様と王女様が、この曲に合わせてワルツを踊ります。チャイコフスキーならではの、甘くてロマンティックなワルツを聴き下さい。 


 (アンコール曲)きよしこの夜

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