X'mas  2002

 
 
 
Christmas Charity Concert 2002
1      赤鼻のトナカイ
今日は楽しいクリスマス!赤鼻のトナカイとサンタクロースが、突然ディズニーランドにやってきたので、それはもう、ビックり箱をひっくり返したような大騒ぎ!クリスマスメドレーの中におなじみのディズニーソングが、ちょっとずつ顔を出します。いったい何曲出てくるのでしょうか?お楽しみに!
クリスマスコンサートは、この曲でにぎやかに始まります。オープニングなので、聞きのがさないで下さいね!
更新日時:
2002/09/03
2      そりあそび
 「そり遊び」というタイトルがついていますがモーツァルトの「ドイツ舞曲」第3曲のことです。優雅な宮廷の舞踊音楽でもありながら、かわいらしい子供達が、雪の中をそり遊びしている様子もうかんでくる曲でもあります。 途中から郵便馬車のすずの音や、トランペット、ティンパニー等がにぎやかに入ってきて、、ワクワクするよんな楽しさがあります。聴く人の気分によって、その曲の持つイメージはずいぶん変わってくるはずです。皆様は今日はどちらの世界で楽しみますか?
 また、この前のプログラムのルロイアンダーソンの「そりすべり」と聞き比べてみるのも面白いでしょう。
更新日時:
2002/09/03
3      そりすべり
 ルロイ・アンダーソンは、「ワルツィング・キャット」や「シンコペイテッド・クロック」など親しみやすいメロディーの小品をたくさん作曲しています。特にパーカッションの使い方が面白い作品が多いので、器楽合奏などにもよく使われています。 1948年に書かれたこの「そりすべり」も軽快なリズムに乗り、思わず口ずさんでみたくなるような明るい楽しい曲で、クリスマスの定番としておなじみですね。 勢いよくかけて行く馬のそりのベルや、ムチの音、そしてトランペットでの馬のいななきなど、ユーモアたっぷりの効果音がたくさん入っていますので、生き生きとした音の情景描写をお楽しみください。
更新日時:
2002/09/03
4      クリスマスソングメドレー(1)
山の中の小さな教会の静かなクリスマスにご招待しましょう。教会の鐘が鳴り、何所からともなく素朴な美しいオルガンの音が聞こえてきます。子供達も少しずつ教会に集まって来ました。いつのまにか外には真っ白な雪が降り積もり、清らかな歌声と共に、クリスマスの礼拝が始まります。森の動物達も、静かに耳を傾けています。「荒野の果てに」「もろびとこぞりて」「アベマリア」の3曲をメドレーでお聴きください。
更新日時:
2002/11/27
5      メリー・リトル・クリスマス
"Have Yourself a Merry Christmas"
ジュディー・ガーランドが主演した1944年の、ミュージカル映画「若草の頃」から生まれたクリスマス曲です。 後にF.シナトラが、映画「勝利者」の中で歌いそれからクリスマスソングの定番になりました。
 今回は、アンドレ・ギャニオンの"Noel"風、静かでしっとりとしたメリー・リトル・クリスマをお楽しみいただきます。 「雪の祈り」”Noel”は、季節を意識させないようなクリスマスソングアルバムを作りたいという彼の思いを込めて製作されたものです。
 すばらしいと感じたカナダのクリスマス、それは一面の雪に包まれた中での暖かい家族団欒の素晴らしい雰囲気、そのような情景をイメージして作られたもので、プラハ・シンフォニック・オーケストラとの共演により出来上がった名盤の一つです。
 美しい幻想的なNoelの世界へとお誘いいたします。
 
 
更新日時:
2002/11/29
6      Summer
北野 武監督の映画「菊次郎の夏」のテーマ曲。この映画は海外でも多くの人気を集めている作品です。曲は 宮崎アニメの映画音楽をプロデュースする久石 譲の作曲で、”2001 トヨタカローラ ランクス”のCMでもお茶の間に流れ話題を集めました。しみじみと小さい子供の頃の夏休みを思い出すような、シンプルで優しいメロディーラインが私たちの心を和ませてくれると同時に,明日への希望や力を与えてくれる作品です。夏休みの間、一人ぼっちで過ごさなくてはならない寂しい少年と、それをかわいそうに思った菊次郎が、夏休みを一緒に過ごすうちに、心をかよい合わせていくという静かなストーリーでありながら、見た後に何か深く心に刻み込まれる物がある、そんなすてきな映画です。そしていつのまにか、このメロディーが忘れられなくなっている、それほど魅力的な曲なのです。
更新日時:
2002/09/01
7      ジュラシック・パーク
1993年公開された、スティーブン・スピルバーグ監督による、SFX大作「ジュラシック・パーク」のテーマ曲。その後、「ロスト・ワールド」「ジュラシック・パーク2」と、このシリーズは続きましたが、コンピューター・グラフィックスによる恐竜の描写が圧巻で、画面いっぱいに広がる草原を歩く恐竜達の雄大な姿や、息をのむような恐竜達の戦いなど迫力のあるシーンは、とても印象的でした。その恐ろしい映像に対して、全体を通して流れているこの輝かしいグランドマーチ風のテーマ曲は、とても美しくて話題になりました。
 ピアノとエレクトーンによる雄大なオーケストラサウンドのトンネルをくぐりながら、皆様は恐竜の歩き回る ジュラ紀へと降りていきます。
 
更新日時:
2002/09/03
8      クリスマスソングメドレー(2)
 フローラのメンバーの一人が数年前に、イギリスのとある街でクリスマスを迎えました。そこの大聖堂でのクリスマス礼拝は神聖な雰囲気と共に荘厳なパイプオルガンと清らかな聖歌隊の調べに身も心も包みこまれ、大変感動的なものでした。そのときの清らかな感動を、もう一度フローラの演奏で再現できたら…との思いをこめて、4曲メドレーで演奏いたします。どうぞ大聖堂の荘厳なクリスマスキャロルの雰囲気にひたってみてください…。
 
Oh ! Holly Night
(オー!ホーリーナイト)
A Maiden Most Gentle
(やさしい乙女:マリア様 をたたえた曲)
In Dulchi Jubilo
(甘い喜び: キリスト誕生を祝う曲)
Adeste Fideles
(信者の集い:神の御子という題名でも有名)
更新日時:
2002/09/01
9      組曲「くるみ割り人形」より
バレエ「くるみ割リ人形」はドイツ・ロマン派の作家ホフマンの、幻想的童話がもとになっています。チャイコフスキーがこのバレー音楽の依頼を受けたのは,1890年2月のことで、彼にとっては「白鳥の湖」「眠りの森の美女」に続く3度めの、バレエ音楽への挑戦でした。これから演奏する8曲は、本来のバレエ音楽からチャイコフスキー自身が演奏会用組曲としたものです。この作品は1892年3月バレエの初演に先立って、ペテルブルグで初演されました。音楽を先に上演することは異例な事でしたが、アンコールを求められる程の大成功をおさめました。しかしその年の12月に初演されたバレエのほうは、曲に対する評判とおおかたの期待に対して不評に終りました。音楽の素晴らしい出来に比べて、演出の不備が目立ったことがその原因と言われています。
 しかし初演から1世紀もの歳月を経た今日では、クリスマス・シーズンには欠かせない演目として、世界中で公演が行われています。
 今回は「くるみ割り人形」のお話をお聞きいただきながら,主人公のクララと共に、皆様をクリスマスの夜の幻想的な世界へとご案内いたします。
更新日時:
2002/09/03
10      1 小序曲
これから始まる不思議な世界への扉を開くのにふさわしい、ドラマティックな魅力のある曲です。はじめは小さく、ささやくように弦楽器が歌いだします。途中から色々な楽器が早いテンポで旋律的なフレーズと律動的なフレーズを交互に入れ替わりながら走り抜け、躍動的な新しいコントラストを作り上げていきます。軽快かつ優美な曲で、チェロやコントラバスなどの低音が入っていないことが注目されます。
更新日時:
2002/09/03
11      2 行進曲
第一幕で子供達が部屋に入ってくる時の、かわいいくて優美な行進曲。無邪気な快活な主題をトランペットとホルンとクラリネットが奏でた後,弦楽器に引き継がていきます。くるみ割り人形といえば、まずこの曲を思い浮かべる方も多いことでしょう。
更新日時:
2002/09/01
12      3 アラビアの踊り
コーヒーの精の踊り。全体的に甘く、ものうい、もやの中にいるような東洋的な旋律のなかで、アラビア風のゆったりとしたやわらかい踊りが披露されます。旋律はクラリネットからヴァイオリンへと進み,さらにバスーン、弦、クラリネット、フルート、弦へと動いて、その間を縫うようにはいってくるタンブリンの弱い響きが、不安げな不気味な雰囲気をかもし出しています。お城のパーティーの中,威嚇するように進んでくるネズミの王様を目の前で見ているような、静かでありながら不穏な旋律が印象的です。
更新日時:
2002/10/20
13      4 中国の踊り
お茶の精の踊り。バスーンの規則的なややおどけたような響きで始まり、それに弦のピチカートが加わります。その単純なリズムの中を,フルートが高い音で自由にかけめぐり、そのうちクラリネットが可愛らしく遊ぶように入ってきます。
更新日時:
2006/10/07
14      5 ロシアの踊り(トレパーク)
トレパークはロシアの農民の踊る2拍子の激しい踊りのことです。 夢の中のお城で、チョコレートの精が、この曲に合わせて激しくコサックの踊りを披露します。爆発的にクライマックスへと向かう陽気な活気に満ちた曲で、終わりに近づくにつれてテンポがどんどん速くなっていきます。
更新日時:
2002/10/20
15      6 こんぺい糖の踊り 
 
お城の女王 こんぺい糖の精の踊り。
オルゴールのような、キラキラしたやわらかいチェレスタの奏でる旋律によって、妖精たちの夢のような世界へと引き込まれていきます。バスーンの力のこもった低音の旋律が、魔法のムードを強め、さらに曲に深みと幅を与えています。
 
 ♪チェレスタ♪
小型のアップライトピアノのような形をしていて、小さなベルのような音を出します。チャイコフスキーはこの楽器を初めてこの「こんぺい糖の踊り」の中で使いました。
更新日時:
2002/10/20
16      7 あし笛の踊り
おもちゃの3本の笛が、軽やかなポルカのリズムにのって、踊ります。低い弦のピチカートのリズムの上に、フルートの三重奏が,跳ね回るような軽やかな旋律を奏でた後、トランペットが急ぎ足で華やかに、行進曲風の感じを出し、再びフルートの三重奏で終ります。
 
更新日時:
2002/09/01
17      8 花のワルツ
組曲の最後を飾るのにふさわしい華やかなワルツで、あらゆる花が舞い始め、おもちゃも、お菓子も、みんな一緒に、踊ります。木管とホルンの導入の後に、ハープのソロが、最初はややためらいながら、やがて花がいっぱいに開いていく印象を描き出していきます。ひかえめに歌う木管の旋律から、弦楽器が華やかに力強く旋律をかなでるまで,かなりじらされる感じがありますが、これはチャイコフスキーがクライマックスの到来を先に引き伸ばそうばそうという手法からきています又、チャイコフスキーの曲には、美しさの根底に悲哀が潜んでいることが多く、この曲の中でもチェロが、高く緊張したバイオリンの響きの中に,甘く切ない旋律を奏でます。そして,最後にオーケストラが精いっぱいの力で主題を引き継ぎ、このバレエ組曲ーお菓子の国への魔法の冒険ーは、ドラマティックな結末を迎えるのです。
更新日時:
2002/09/01
18      ニューヨーク・ニューヨーク(アンコール)
大都市ニューヨークで成功することを夢見る一組の男女の成長と別れを描いた映画「ニューヨーク・ニューヨーク」のテーマソングです。主演はロバート・デニーロとライザ・ミネリという異色顔合わせでした。舞台は、第二次世界大戦のニューヨーク市。そこで復員したサクソフォーニストと歌手が、恋と喧嘩を繰り返しながら成長し、成功していく物語で、ジャズの名曲がたくさん使われています。
 「私はこれから大都市ニューヨークに行って、思いきり生き、頑張って成功者になるんだ。だから頼むぞ、ニューヨークよ!」と情熱を込めて、愛する町に語りかける歌です。
特に歌詞の中でも、
"If I can make it there, I'd make it anywhere"
(あそこでうまくやれれば、どこでもやれる。)という部分は有名で。決り文句にもなっていて繰り返し歌われています。
 ニューヨーク・ニューヨークとは、ニューヨーク州ニューヨーク市の事ではありますが、希望に満ちた愛らしい街に向かってその名を何度も呼びかけているような情熱的な力強さが感じられます。
更新日時:
2006/05/28
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Last updated: 2006/10/7

BGM : Hallelujah Chorus
 

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