Library 2002
 
 
今回のコンサートのプログラム順に紹介してあります。

どうぞごゆっくりお楽しみください.

 1   The Song of Life
更新日時:
2002/04/09 
鳥山雄司 作曲
 TBS系「世界遺産」のテーマ曲といえば思い出される方も多いかもしれません。
 私達の住む美しい星「地球」のさまざまな文化遺産,自然遺産を、人類の宝物としてみんなで大切にしていきたいという願いを込めて、オープニングに演奏いたします。ヒーリングミュージックのC.D.として話題を呼んだ「image 」の中にも収めらている、雄大で、また荘厳な感じの曲です。
 ピアノとオーケストラをバックに、鳥山雄司のエレクトリックギターをフューチャーしたサウンドでダイナミックに仕上げました。

 2   千と千尋の神隠しより
更新日時:
2002/04/07 
久石 譲 作曲
 “スタジオジブリ”のアニメーションは、いつも話題にのぼりますが、この作品も、「もののけ姫」を上回る人気を呼び映画館には長い列が出来ました。
 千尋という小さな女の子の目から見た不思議な世界、そして色々な人に会って、感じること、学んでいくことすべてが自分の体験を通して素直に理解できてしまうので、幅広い年齢層に共感を呼んだようです。
 そして、楽しいアニメーションのバックに流れる美しい挿入曲は、いつのまにか心に残る物ばかりで、楽譜がすぐに売り切れという状態が続きました。その中でも、主題歌「いつも何度でも」は、木村 弓さんの歌声で お茶の間にもずいぶん流れました。これほどシンプルで優しい旋律だからこそ、多くの人達に感動を与えたのかもしれません。
 
トンネルのむこうは
不思議の街だった
ありえない場所があった
ありえないことが おこった
 
この言葉に誘われて、映画を見に行きたくなった方も、多かったのではないでしょうか?
 

 3   エナジー・フロー
更新日時:
2002/03/27 
坂本龍一 作曲
 疲れたからだと心をリラックスさせるのに欠かせないのが,、癒しの音楽、聴くリラクゼーションだと言われ始めたころに、リゲインのコマーシャルとしてお茶の間に流れました。
 そのメロディーの心地よさに、知らず知らずのうちに数多くの人の心が癒されたという、心に残る名曲です。
 原曲はピアノソロですが、今回は、ピアノと弦楽器、オーボエ、胡弓、その他の効果音などを使って オーケストラバージョンにアレンジしてあります。
 

 4   スター・ウォーズ
更新日時:
2002/04/09 
 
ジョン・ウィリアムス作曲
 ジョージ・ルーカスによって22年前に、「スター・ウォーズ」第1作が書かれてから、この壮大なドラマが始まりました。しかし最初の3部作の「エピソード4・5・6」が続いて映画化された後、20年近くスター・ウォーズは映画化されませんでした。
その後、1999年に突然「エピソード4」以前のストーリーである「エピソード1」が映画化され、大きな話題を呼びました。
 そしていよいよ今年の7月に,スター・ウォーズの「エピソード2」が上陸予定とか…。スター・ウォーズのマニアの方はきっと首を長くして待っていらっしゃる事でしょう。
 最近はコンピュータグラフィック進歩により、ずいぶんリアルでスリリングな映像が楽しめるようになりましたが、映画の中で使われているテーマ曲は,20年以上前から,大きく変わることなく、多くの人に親しまれているスタンダードナンバーとして、定着しています。今回はスター・ウォーズ「エピソード1」より、数曲をメドレーでお楽しみいただきます。
 さあ!いよいよ出発の時間が近づいてきました。
思い切って御一緒に宇宙へ飛び出してみませんか?

 5   Mickey Mouse March
更新日時:
2002/04/09 
 
 ディズニーランドに入ると、わくわくして来るのは大人も子供も同じですね。そしてまず聞こえて来るのは、みなさんおなじみのミッキーマウスマーチです。 今回は懐かしいユーロービートバージョンにアレンジしてあります。お聞きになると分かりますが、これは思わずみんなで踊りたくなってしまうような、楽しいパラパラのリズムなんです。ミッキーやミニー達が、かわいく踊る姿を心に描きながらお聞きください.。
 小さいお友達! 楽しみにしていてくださいね。

 6   「ライオンキング」より サークル・オブ・ライフ
更新日時:
2002/04/02 
 ディズニーのミュージカルはたくさんありますが、この「ライオンキング」はその中でも、かなり大掛かりな舞台装置と、素晴らしいアイデアを盛り込んだ楽しい演出で話題を呼び、N.Y.のブロードウェイや、劇団「四季」で、ロングランを続けています。その感動的な舞台のオープニングに使われているのがこのサークル・オブ・ライフです。
 登場人物は全部動物達ですが、人間社会と変わらない日常生活の中における 愛情、友情、憎しみ、希望、悲しみ、などを描いた感動的なミュージカルです。
 この作品をを見ると、ずっと昔からから今まで受け継がれてきた、生命の大切さ、そして尊さを改めて感じさせられます。
 今回のフローラのステージでは、恐ろしい猛獣達が動き回る不気味な夜のジャングル、激しい雷雨、そして次第に夜が明け始め、鳥達がさえずり出し、真っ赤な太陽が地平線のかなたから昇って来る、そんなアフリカの光景をエレクトーンサウンドで再現していきます。
 はたして、どのような動物達の声が聞こえて来るのでしょうか?
 

 7   ニューヨーク・ニューヨーク
更新日時:
2002/04/07 
 大都市ニューヨークで成功することを夢見みる1組の男女の成長と別れを描いた映画 「ニューヨーク・ニューヨーク」 のテーマソングです。
 主演はロバート・デニーロとライザ・ミネリという異色顔合わせでした。 舞台は、第2次世界大戦のニューヨーク市。そこで復員したサクソフォーニストと、歌手の男女が恋と喧嘩を繰り返しながら成長し、成功していく物語で、ジャズの名曲がたくさん使われています。
 
 「私はこれから大都市ニューヨークに行って、思いきり生き、頑張って成功者になるんだ。だから頼むぞ、ニューヨークよ」と情熱を込めて、愛する街にかたりかける歌です。
特に歌詞の中でも、
"If I can make it there, I'd make it anywhere."
 (あそこでうまくやれれば、どこでもやれる.)という部分は有名で、決り文句にもなっていて、繰り返し歌われています。
ニューヨーク・ニューヨークとは、ニューヨーク市、ニューヨーク州の事ではありますが、希望に満ちた愛しい街に向かってその名を何度も呼びかけているような、情熱的な力強さが感じられます。
 

 8   Time to Say Goodbye
更新日時:
2002/03/27 
 サラ・ブライトマンと、アンドレア・ボチェッリが切々と歌い上げる, 美しく、また力強い情熱的な愛のデュエット。コマーシャルにも使われていましたので、旋律を覚えていらっしゃる方も多いかもしれません。
 Goodbye という言葉から考えると別れの歌のようですが、これは思い切って過去に別れを告げて,2人で希望に燃えた新しい人生に旅立とうという 愛の門出の歌なのです。
とても歌詞が美しいので、一部分を紹介しておきます。
 
いままでに 見たことも
訪れたことも無い場所を
私は これから
あなたのともに 航海していく
船に乗って 海を越えて
もう どこにも なくなってしまった海をこえて
Time to Say Goodbye
 
二人で
あなたとともに、
旅立とう
船に乗って 海を越えて
もう どこにもなくなってしまった海を
あなたと二人で 蘇らせよう
あなたと 行こう
あなたと 旅立とう
 
 

 9   リベルタンゴ
更新日時:
2002/04/02 
タンゴの巨匠といわれるピアソラの作品を、 現代最高のチェリストといわれる ヨーヨー・マが、ピアソラゆかりのタンギスト達と共に奏でたリベルタンゴが、テレビのC.M..で流れたのをきっかけに、タンゴブームに火がつきました。
 「リベルタ」とは自由という意味で、ブエノスアイレスでの活動に限界を感じていたピアソラが単身イタリアに渡リ、そのとき自分の中からあふれ出て来る新しいエネルギーを感じながら作曲した曲なので、このタイトルがつきました。
 もとは下層階級の.ダンス音楽だったタンゴは今世紀初めにパリの人々に受け入れらた事で、ブエノスアイレスでも上流階級の物となっていきました。そして1955年以降、アストル・ピアソラが新しい活力を吹き込み、踊るタンゴから聴くタンゴへと、新しい流れを作っていきました。
 現在では著名なアーチスト達にタンゴは幅広く受け入れられ、ピアソラの作品も多く演奏されるようになりました。この曲もヒーリングミュジックの.C.D.「image」の中に収録され多くの人々に親しまれています。
 今回はタンゴのリズムにのって、チェロ、ピアノ、ギター、バンドネオンなどの音色の掛け合いをお楽しみいただきます.。 ブエノスアイレスのほの暗いダンスフロアーで、男女が愛情、夢、苦しみなどを激しいリズムにぶつけ合いながら、情熱的に踊っている、そんなノスタルジックな光景を思い浮かべながらお聴きください。
 

 10   ドイツ舞曲 第3曲
更新日時:
2002/04/02 
 モーツアルト作曲のドイツ舞曲は美しいものがいくつもあります。
 そのなかでこの曲は「そり遊び」と言う名前がついているもので、かわいらしく、おもちゃのような小物楽器や素朴な音色の管楽器がいくつか登場します。
 しかしただ単に素朴さだけというだけでなく、表情の豊かさや描写性にも、とても優れた曲でもあり、優雅な200年前のウィーンの宮廷の中にいつのまにか引き込まれていくような気がします。

 11   日本の唄ラプソディー
更新日時:
2002/04/02 
 なつかしい日本の唄をメドレーにして、フローラ風にアレンジした物です。他の楽器では真似の出来ないような、エレクトーンならではの機能を十分に活かして、楽しいアイデアをたくさん盛りこんであります。
 曲は、にぎやかな拍子木の音で始まり、 次々と日本の民謡やわらべ歌などが、日本的な楽器の音色で演奏されます。
 あんたがたどこさ〜ソーラン節〜串本節〜馬子歌〜八木節 と続き、伝統的な日本のお祭り囃子や、尺八、三味線などの和の調べをお楽しみいただきます。
 はたして、にわか作りのフローラ邦楽研究会の成果が出せるでしょうか?

 12   忘れられた夢
更新日時:
2002/03/28 
 ルロイ・アンダーソン作曲と言うと,色々なパーカッションをつかった楽しく軽快な作品が多いと思われていますが、この「忘れられた夢」(Forgotten Dreams)は、
とても甘くて美しい、静かな曲です。
 思わずその夢のようなロマンチックな旋律のなかに、自分を漂わせたくなるような 何とも不思議な魅力のある曲です。
 もしかすると初めてお聞きになる方も多いかもしれませんね。

 13   交響曲 第9番 「新世界より」 第4楽章
更新日時:
2002/03/29 
ドヴォルザーク作曲
 交響曲 第9番 ホ短調 作品95 「新世界より」
 ドヴォルザークはプラハ音楽院の作曲の先生をしていましたが、ニューヨークのナショナル音楽院の院長になって、自作による演奏会を開いて欲しいという依頼を受け、1892年に家族とともに、アメリカに渡ります。
 そして自分の国とはまるで違う、アメリカ大陸の強烈な印象を、「新世界より」と題して4ヶ月で作曲します。しかしこの曲は、ビルの林立する都会の中にあって,自分の故郷ボヘミアの美しい野山を思い出し、その郷愁を曲にあらわしたのではないかとも言われています。
 そして1893年12月16日にカーネギー・ホールにて、ニューヨーク・フィルハーモニー協会管弦楽団によって初演され、アメリカにおける初めての大成功をおさめました。
 この第4楽章は 力強い第1主題と、柔和な第2主題、そして展開部は第1楽章から第3楽章までの主題も、再現されています。全曲演奏しますとかなり長いため、今回はコンサート用にややコンパクトにまとめてあります。

 14   組曲 「くるみ割り人形」より 花のワルツ
更新日時:
2002/03/29 
チャイコフスキー作曲
 バレエ組曲「くるみ割り人形」作品71a
 チャイコフスキー作曲の3大バレエ組曲といえば,「白鳥の湖」,「眠れる森の美女」,そしてこの「くるみ割り人形」があげられます。
 この曲はドイツ・ロマン派の作家ホフマンの幻想的童話がもとになっています。
本来のバレエ音楽の中から,演奏会用にチャイコフスキー自身が8曲を選び出し,
演奏会用組曲として、l892年に、ぺテルブルグで初演され,大成功をおさめました。バレエよりも先に演奏会が行われるのはとても珍しいことでしたが、その曲の素晴らしさは感動を呼び、アンコールを求められるほどででした。
 今日ではクリスマスシーズンになると、世界中で「くるみ割り人形」のバレエ公演が行われています。
 演奏会用の8曲のプログラムを参考までに紹介しておきますが、今回は8曲目の、「花のワルツ」のみ演奏いたします。 
 なお12月のクリスマスチャリティーコサートの時には、この8曲を全曲演奏する予定でおりますのでどうぞお楽しみに!
 
1 小序曲
2 行進曲
3 こんぺい糖の踊り
4 ロシアの踊り トレパーク
5 アラビアの踊り
6 中国の踊り
7 あし笛の踊り
8 花のワルツ

 15   威風堂々 第一番(アンコール)
更新日時:
2006/05/28 


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「威風堂々」 第一番

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